「気」〜漢方・中医学について学ぶ〜

中医学おいて体を構成する基本物質である気・血・水

本日は「気」について紹介していきます。

目に見えないものだから
一番、理解しにくい概念ですね。

なんか怪しいにゃん・・・

「気」という言葉を日常生活の中で使う人は少ないと思いますが、例えばこんな言葉は馴染みがあるのではないでしょうか?

気分、気力、元気、気が短い、気に入る、etc・・・

結局、気って何なのかにゃ?

「気」をわかりやすく、表現するのであれば

「気」とは体のエネルギー。新陳代謝を高めるなど生理機能に関わる

つまり、エネルギー的な存在?

ざっくり理解するなら
それが一番近いと思います。

こちらの記事では中医学について学びたい方のため、もう少し詳しい解説をしていきます。

この記事でわかること
  • 気の概念
  • 気のはたらき

まずは、気の概念について見ていきましょう

気の概念

気について2つの概念があります。

気の概念
  • 人体の構成物質である
  • 気は活動性や運動性をもつ

あの・・・さっきから”気”というと
ある事が頭をよぎるにゃん・・・

ドラゴンボール?

ドラゴンボールは空想の世界なので残念ながら、悟空のようにはなれません。

人の気配を感じることはあるにゃん

人の発する僅かな電気エネルギーを感知しているのではと言われていますが、もしかしたら昔の人は気を操るのが上手だったのかもしれませんね。

気功やヨガでは気の流れを
コントロールして気分を落ち着かせているにゃん

例えば、激しい運動や栄養の不足が続くと、体の気が不足し疲れやすくなります。

エネルギーの変化って
何となく感知している時はあるはず!

気のはたらき

気は6種類の生理作用をもっています。

気の生理作用
  • 栄養作用
  • 推動作用
  • 温煦作用
  • 防御作用
  • 固摂作用
  • 気化作用

はたらきを知る事で
気についてイメージしやすくなりますね。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

栄養(えいよう)作用

気は人体を構成する物質の一つです。

飲食物から得た栄養をからだに供給します。

腹がへっては戦ができぬにゃん!!

活動するためには
エネルギーが充実してる事が必要ですね。

体や内臓を動かすのにも、代謝して燃やすことにもエネルギーが必要となります。

推動(すいどう)作用

気は内臓の活動を活発にしたり、血流をスムーズに流れる手助けをしています。

内臓は寝ている時も絶えず
活動を続けているにゃん

体の機能を維持するのに
内臓の活動も血流も
不可欠ですね

内臓が元気に活動を続けるためには気の力が必要なのです。

温煦(おんく)作用

気は体を温めたり、内臓を温めて機能を維持します。

体が冷えると体の機能が停滞するにゃ

冷えは大敵です。

ポカポカと温かい状態を維持するためには、気が充実している必要があります。

防御(ぼうぎょ)作用

気は体表を保護して、体を守ります。

風邪をひいたり、花粉症になったり
肌が荒れたり・・・

外側は環境の影響を受けやすい場所で
防御する力はとっても大事ですね

外側を守る力・・・つまり肌のバリア力、免疫力に関係してきます。

固摂(こせつ)作用

気は気、血、水など人の物質が必要以上に体の外に漏れ出ないよう止める作用を持ちます。

例えば、汗が出過ぎる。出血過多があると
体に必要な気・血・水が不足してしまうにゃん

必要なものを体に留める!
これも大切な作用ですね

気化(きか)作用

気は体の物質の変化や代謝を行います。

飲食物を吸収しやすい体に変えたり
体で使いやすい形にかえたりするにゃ

代謝する事で体は
機能を維持できています

まとめ

今回は、「気」について基本概念を解説してきました。

気のはたらきについて
なんとなくイメージできたかにゃ?

気はエネルギーであり、体の活動を維持する大事な体の構成物質です。

気の生成や気の不足、気の滞りについても学びさらに理解を深めていきましょう